Apr 23, 2007

German chamomile

chamomile
Nikomat FTN, Micro-NIKKOR-P Auto 55mm F3.5, KONICA CENTURIA SUPER 400,

German chamomile
Canon EOS 10D, Micro-NIKKOR-P Auto 55mm F3.5

同じレンズで、以前に撮ったものものと並べてみた。いろいろな意味で違っているので、なにを比較しているのかから問題にしないといけない。今回は、絞りが違う件について考えてみた。

フィルムで取ったときにはピントに自信をもてなったので少々絞っている。ファインダーの切れは、ほとんど素透しガラスのEOS 10DよりFTNの方が優れているがマクロだと被写界深度が狭いのでピントは難しいのと、被写体が揺れるにもかかわらず、一眼レフでは写している瞬間はファインダーから見えなくなってしまうという問題があるので、どうしても「本当に写っているのかな?」という気持ちになる。
実際、このレンズでは1:2倍グライまでにしか寄れないが「ピンぼけ、被写体ぶれ」は結構多い。後でみてがっくりくることは結構ある。
その経験上、少々慎重になった結果がFTNの絞りに出ているのだと思う。
半面、EOS 10Dではマウントアダプター経由で付けていることもあり絞りが連動しないので、開放で撮ることが多い。絞ってしまうとファインダーが暗くなってピントが合わせ辛いのだ。
数を取れる気軽さもあり、体を動かして距離を調整ながら気が済むまで撮る。デジタルだと、「撮った後すぐに確認できるので失敗が無い」という話もあるが、10Dの狭い液晶と鈍いレスポンスでは、いちいちカメラで確認する気がしない。
被写体を決めて一度構えてしまうと、撮った後にボディの液晶を見るとテンポや姿勢が崩れてしまう。たとえ今の10倍速くても、いちいち確認することは現実的ではないだろう。たしかに10Dは苛々するぐらい遅いので、もっと速くなって欲しいが・・・

「開放で撮りたいけど、ピントに自信が…」などという場合は、数撮れるデジタルが有効なようだ。似たようなパターンでは、「流し撮りしたいけど、ピントに自信が…」というのもある。
ある程度運任せにしないと撮れない場合、デジタルで「下手な鉄砲も数打てば当たる」式が有効だと思われる。いっぱい撮ってしまうと、その後の整理が大変だけど。

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